★特集★華語文能力測験(TOCFL)
「華語文能力測験(略称TOCFL)」は、台湾教育部(文科省に相当)が実施する非母語話者向けの台湾華語(中国語)検定試験で、台湾教育部の予算措置で設立された「国家華語測験推進委員会」が運営しています。PAPAGO遊学村は、同委員会と緊密に連携を取りながら関連情報を定期的に発信するとともに、同委員会から正式に同意を得て、対策用の公式教材を日本人の方にとって使いやすい形に加工しています。
オリジナルの参考書「TOCFL対策のポイント Band A(入門基礎級)」もぜひご利用ください。
オンラインでは公開されていない模擬試験問題最新版(vol.4)も販売中!
就職で活用
「台湾に留学したことがある」「台湾華語を学んだことがある」、それももちろん、就職の際の加点ポイントになるのかもしれませんが、企業が求めているのは、更に一歩進んで、「そこで得た力をどのように仕事に活かせるか」なのだろうと思います。確かなスキルアップの証明書として、就職活動の際には、TOCFLの成績表を活用してみてください。
台湾で働きたい時
台湾での就労ビザを申請すると、学歴や就業経験等と共に、TOCFLの成績も審査時の加点ポイントとなります。例えば、台湾に留学後、そのまま現地に残って仕事をしようとする場合、様々な条件を点数化し、70点以上で就労資格があると認定されるのですが、TOCFLの合格証があれば、以下のポイントが加算されるのです。
「流利級」以上:30点、「高階」級:25点、「進階」級:20点
就労ビザのポイント基準、詳細はコチラから。
留学終了後、「そのまま台湾で働きたい」と考えている皆様は、在学中により上の級を取得しておきましょう!
外国人を採用している台湾企業には、鴻海精密工業を初めとして、中国語の能力を測る基準としてTOCFLの成績を参照しているところが多数あります。
日本で働きたい時
日本でも、様々な分野で台湾華語の需要が高まっています。特に、ホテル・旅館やデパート・量販店・飲食店等のサービス業では、台湾を初めとする中華系のお客様を迎える際に、簡体字を使った中国の中国語だけでなく、繁体字を使った台湾華語でも案内文が表示できれば、より多くの中華系のお客様に、親しみを感じてもらえるに違いありません。
日本で中国語を勉強しようとすると、簡体字を使った中国の中国語を学ぶ場所やツールはたくさんあるのですが、繁体字を使った台湾華語を学ぶ環境は、残念ながらあまり整っていません。でも、簡単には学べないからこそ、台湾華語をマスターしたことを証明できるTOCFLの成績表があれば、他の人とは違うPRポイントになること、間違いなしです!
その他の国で働きたい時
世界各国の華僑系の方たちの中には、繫体字中国語の読み書きに慣れ親しんだ方たちがたくさんいます。TOCFLの成績表があれば、世界に進出している台湾企業で、そして世界各国の中華系の方たちと関わる仕事で、あなたの力が発揮できる可能性が広がります。