日本と日本語のことを中国語で伝えよう!

外国人の友達を作りたい、或いは海外の人と関わる仕事がしたいと思った時、その国の言葉や文化等を知ることも大切ですが、もっと大切なことは、自分が生まれ育った国や地域のことをきちんと相手に伝えられることではないかと思います。

日本の気候、文化、習慣や、日本語の特徴等を中国語で伝える練習、してみませんか?

「日本と日本語のことを中国語で伝えよう!」目次

5.猫舌

【日本語】

maoshetou熱々の食べ物が苦手なこと。
昔は、家で猫を飼っていても、今のように、キャットフードをお店で買って与えるという習慣がなかったため、猫の食べ物と言えば、人間の食事の残り物や魚の骨等が当たり前でした。その頃のことを思い出すと、猫は、確かに人間より熱いものが苦手なようで、熱々の汁をかけたごはん等は冷めるまで食べようとしません。そんな様子を見ていた人が、この言葉を使い始めたのでしょうね。
日本人は、お寿司やお弁当等の冷たいものを食べる機会も多いので、熱々の料理を好む台湾の人たちに比べて、猫舌が多いような気がします。

 

【参考語彙】

  中国語 ピンイン 注音 日本語
1 就算 jiùsuàn ㄐㄧㄡˋ ㄙㄨㄢˋ たとえ~でも
2 貓飼料 māo sìliào ㄇㄠ ㄙˋㄌㄧㄠˋ キャットフード
3 餵食 wèishí ㄨㄟˋ ㄕˊ 食事を与える
4 剩餘 shèngyú ㄕㄥˋ ㄩˊ 残り・余り
5 作為 zuòwéi ㄗㄨㄛˋ ㄨㄟˊ ~として見なす
6 相比 xiāngbǐ ㄒㄧㄤ ㄅㄧˇ 比べる・比較する
7 確實 quèshí ㄑㄩㄝˋ ㄕˊ 確かに
8 滾燙 gǔntàng ㄍㄨㄣˇ ㄊㄤˋ 熱々の
9 景象 jǐngxiàng ㄐㄧㄥˇ ㄒㄧㄤˋ 様子、光景
10 喜愛 xǐ ài ㄒㄧˇ ㄞˋ 好む、好感を持つ
11 屬於 shǔyú ㄕㄨˇ ㄩˊ ~に属する

 

【中国語訳】

形容怕燙的食物。
以前的人就算在家裡養貓,也沒有到店裡買貓飼料來餵食的習慣,而是將人類用餐後剩餘的食物或魚骨頭等作為貓食。這在過去是很普通的一件事。這麼一想的話,和人類相比,貓確實比較怕燙的食物,因此在淋上滾燙湯汁的飯等食物冷卻前牠們是沒辦法開吃的。人們大概是看到了這副景象就開始使用了這個單字吧!
日本人較常有機會吃壽司或便當等不熱的食物,所以跟喜愛燙口料理的台灣人比起來,可能屬於「貓舌」的人比較多吧!

(2018.4.18)