台湾ドラマで中国語

台湾ドラマから、気になるセリフを拾って解説しています。スラング、慣用句、成語、日本語との比較、音声と字幕のズレ、文法、社会問題等、様々な角度から中国語の面白さをお伝えします!

台湾ドラマで中国語、目次

「日中対照用語集(ピンイン付):台湾ドラマの基礎用語」も、どうぞ

3.我和我的十七歲(7)/すごい、素晴らしい

今日は、台湾の親日を象徴するような場面です。

o0960054013851191862

o0960054013851191871
(画像はすべて「Line TV 」からお借りしました)

艾莉絲 好棒     艾莉絲 好厲害
(アリスすごい  アリス素晴らしい)

日本語の単語が会話の中に突然紛れ込むのは、台湾ではよくある話。まるで日本人が英語由来の外来語をサラッと使うように、何の説明も脈絡もなく突然出てきたりします。

このドラマも日本とは全く関係ないのに、主人公の女の子を励ます場面で、「すごい、すばらしい」が出てくるのです。でも、さすがに字幕は中国語。この日本語がわからない人にも、ちゃんと配慮されています。

この障子みたいな扉の向こうは、主人公の男性の部屋ですが、中は完全な和室。タタミにお布団敷いて寝てました(押入れなさそうだから、昼間どこに片付けるのかが気になる、笑)

ちなみに「棒bàng」は、話し言葉で「すごい!素晴らしい!」という褒め言葉。でも、これを有気音「pàng」で発音すると、「褒めたつもりなのに怒らせちゃった」ということになるので、ご用心!

だって、pàngは、「胖」→太ってるという意味なのですから。

(2017.01.31のブログ記事に加筆修正しました)