【中国語学習のコツ】:yとwを中国語らしく読むために(3)
中国語のピンインを読む際に、日本人にとって難しい点を解説しています。
過去記事:「yとwを中国語らしく読むために(1)(2)」
中国語の発音を難しく感じる原因のひとつは、音節数の多さかもしれません。日本語は、50音といいますが、実際は濁音や拗音を入れると約100音。これに対し、中国語は400以上の音節があります。
だから、いくつかの音節を上手にグループ化して、発音の規則を覚えないと、いつまでもピンインの混沌状態から抜け出せないのです。(私がずっとそうでした!)
例えば、以前もご紹介したianとiangの読み分けの問題。「読み替えルール」使って、yanとyangもそれぞれのグループに入れてしまえば、覚えることがちょっと減ります。
(私、基本的には中国語の発音をカタカナで書くのは嫌いなのですが、カタカナで覚えた方がわかりやすいところは、どんどん使っちゃいます!)
外国語の勉強って、理屈抜きにたくさん読んで、聞いて、単語を覚えてっていう時間も絶対必要だけど、大人になってからの勉強はそれだけじゃ疲れてしまうから、時々、こんな発音の規則や文法で、頭の中を整理する時間も必要なのだと思います。